東京ディズニーランド

誰もが認めるテーマパーク

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東京ディズニーランドといえば、誰もが認めるテーマパークです。
東京ディズニーシーと共に、東京ディズニーリゾートを形成しています。
主役は、誰もが知っているミッキーマウスで、さまざまなアトラクションが行われているのです。

ディズニーランドといえば、東京都名前がついています。
しかし、立地は千葉県浦安市であり、正確には東京ではありません。
これは、日本を国際的にイメージできるのが東京であったということが重要です。
同じように、ディズニーランドパリも、所在地としてはパリではなかったりします。

このように、世界中にディズニーランドがありますが、東京ディズニーランドだけはディズニーが全く出資していません。
これも珍しいことなのです。

徹底した管理がもたらす効果

ディズニーランドといえば、徹底した管理方法があげられます。
ミッキーはディズニーランドの中で1体しか動いていません。

建築方法に関しても、徹底して管理が進められており、工事をしているということを最小限の範囲でしかわからないようにします。
こういった手法は、ディズニーランドが夢の国であるということを印象付ける方法であるといえるでしょう。
そのため、訪れた人は、ディズニーランドだけは、日常とは違う空間として楽しんで帰ることができるようになっています。

あまり知られていることではありませんが、従業員の移動用通路は地下になっていますし、荷物の搬入にも使われ、店舗の裏に出るようになっているのです。
こうすることにより、日常の様子を見せることなく営業ができるようになっています。
内部で工事が行われている時でも、場内を移動する場合には、ヘルメットはおろか、工事用の靴や足袋といったものまで禁止する徹底ぶりなのです。

自然に夢の中の主役になれる空間

東京ディズニーランドの場合、サービスの徹底ということもありますが、基本となる視点に違いがあります。
これは訪れた人が主役であり、ひとりひとりを楽しませるということに主眼が置かれているからです。

たとえば、いらっしゃいませという言葉がけは、東京ディズニーランドでは基本的に行われません。
もっと親しく、こんにちはやいらっしゃいと声を掛けるのです。
日常の生活の中で、自分が主役の夢の世界であると考えると、これが最も自然であるといえるでしょう。

魅力的なアトラクションなどもいっぱいありますが、実は利用者の心を一歩入った瞬間からつかまれているのです。
こういった細部にもこだわったサービスが自然と行われているからこそ、東京ディズニーランドにはまた行きたくなるのでしょう。