ハンドケアの基本

体で最も荒れやすいのは手

手洗いや食器洗いなど、頻繁に洗浄をする部位が手です。
洗剤によって潤いが除去されるため、徐々に乾燥を引き起こしてしまいます。

場合によっては切れたりしてしまうこともあるので、こまめに保湿を行う必要があります。
特に乾燥肌の方は、しっかりとハンドケアをしなければなりません。
手洗いなどをした後には、必ずハンドクリームを使って肌を保護するようにしましょう。

また食器を洗ったりするときには、なるべくお湯で洗わないことが大切です。
ぬるま湯で優しく洗う、またゴム手袋を使って乾燥から手を守ってあげるなどするといいでしょう。
季節の中でも特に乾燥が厳しい冬期は、ハンドケアを入念に行うことが大事です。

紫外線も乾燥を招いてしまう

手洗いや食器洗いを頻繁に行うと、手が乾燥してしまいます。
ただ乾燥はこれだけが原因ではなく、紫外線も原因の1つと言われています。
紫外線を浴びてしまうと、手がダメージを受けて乾燥しやすくなってしまいます。

またシミやシワなどの症状も起こる可能性があるので、紫外線を浴びないように心がけることも大切です。
できればハンドケアをした後に、日焼け止めを薄く塗るようにしてください。

外出する時だけではなく、屋内にいる時でも紫外線を浴びてしまいます。
室内にいることが多い方も、日焼け止めの使用は必須です。
また冬の時期では、乾燥防止のためにも手袋を着用して外出することも大切です。

角質ケアも定期的に行おう

年齢を重ねていくにつれて、古い角質がいつまでも残ってしまうことがあります。
手の甲がくすんでいるように感じる場合には、古くなった角質を除去するためのケアを行うことが大切です。
最も簡単な方法として、スクラブが配合されたケア用品を使うというやり方が挙げられます。

スクラブを使って優しく手の甲を擦ると、古い角質がきれいに除去されていきます。
透明感が引き出され、保湿クリームに含まれる有効成分が肌の奥にまで浸透しやすくなります。
角質ケアを行う場合には、入浴時など角質が柔らかくなった時に行うといいでしょう。

またケアを行う際には、優しくスクラブで擦ることが大切です。
強く擦ってしまうと、肌に含まれている潤いまで除去してしまうことになります。
乾燥がよりひどくなってしまうので、あくまでも優しくケアすることが大事です。

改善が見られなければ病院へ

スキンケアを毎日行うことで、肌をいつまでも美しく保つことができます。
低刺激のスキンケア用品を使って、優しくケアをすることが大事です。

ただしっかりとケアをしていても、肌の乾燥が改善されない場合があります。
またかゆみや赤みなどが起こってしまう場合もあるので、このような時にはすぐに病院へ行くようにしましょう。
自己判断でケアを続けていると、症状が悪化してしまう恐れがあるからです。