鎌倉花火大会

夏の夜空に美しく咲く、鎌倉花火大会

夏と言えば、全国各地至る所で花火大会が行われていますが、その中でも例年、多くのお客が訪れるのが、鎌倉花火大会です。
滑川を中心とし、毎年7月中旬頃になると、鎌倉の夜空に美しい大輪の花火が咲き乱れます。
毎年19時20分頃~20時10分頃まで約一時間ほど、大小様々な花火が打ち上がり、鎌倉の夜空を明るく照らし出すでしょう。
平日に行われる年もありますが、仕事終わりに鎌倉に直行して見に行くという方も多く、例年、屋台なども多く出ている事で知られています。

大量の花火が打ち上げられますが、いずれも職人、匠の手によって、一つ一つ丁寧に作られた作品で、クォリティはお墨付き。
上質な花火を、夏祭りを楽しみながらゆったりとみることが出来るのが、鎌倉花火大会の特徴といえるでしょう。

鎌倉花火大会 見所は水中花火!

鎌倉の花火大会が通常の花火大会と異なる部分は、花火が夜空だけでは無く、鎌倉の海にも打ち上がるという点です。
水中花火と呼ばれるこちらの花火は、水中で爆発し、非常に美しく、水中花火ならではの美しさを生み出します。

水中で破裂した花火は、まるで海からわき起こったかのような、海から花が咲いたかのような咲き方が特徴で、打ち上げ花火とのコラボレーションも例年見物。
元々は間違えて水中に花火を落としてしまったことがきっかけと言われていますが、その美しさに職人が心を引かれ、本格的に水中花火の開発が行われたと言われています。

花火大会は全国各地至る所にあるものの、水中花火を見ることが出来るのは、鎌倉花火大会のみといえるでしょう。
水中花火と空中花火、音楽と合わせて行われるグランドフィナーレは、毎年鳥肌物と言われており、一見の価値があるといえます。

有料席を購入して、ゆったりと花火大会を眺める

鎌倉花火大会は非常に有名な花火大会ですので、例年、非常に多くの方が訪れます。
そのため場所によっては、花火を見に来たはずなのに、人の頭しか見えないという事態に陥る事もあるでしょう。
人でごった返して、もみくちゃにされて疲れ果てたと感じている方も少なくありません。

出来るだけ静かに、花火を楽しみたいという方は、有料席を購入することをおすすめします。
有料席は価格が5500円ほどとお高めですが、その分、人混みに紛れること無く、ゆっくりと花火を眺める事が可能です。
お金を払ってでも確実に美しい花火を楽しみたいという方こそ、有料席の購入をおすすめします。

また、お金を払わないで済む穴場としてあげられるのが、披露山公園です。
海岸付近が人で混雑しますが、海岸から離れている公園であれば、人も少なく、ゆったりと花火を眺める事が出来るでしょう。