運動不足の解消方法

運動をすることは人間の生活に必要なこと

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人間の体は、一定のカロリーを消費しなければいけないようにできています。
本来は、生活の中で動いたりすることで、一定のカロリーを消費することができますが、食事で摂取するカロリーから比べれば、これはわずかなものになってしまうでしょう。
そこで、運動を採り入れる必要が出てくるのです。

運動をすることで、精神的な均衡もとることができるようになります。
ストレスの発散にもつながり、精神的な部分でリラックスできるようになっていくのです。

運動をすることで、リンパへの循環も活性化します。
結果として、疲労を回復させやすくなり、集中力も発揮できるようになるのですから、日常に運動を採り入れていくべきなのです。

ですが、現実的な問題として、運動不足になってしまう人はたくさんいるでしょう。
調査をしてみると、実に9割近い人が運動不足であると答えるように、現代社会人には、そこまでの時間の余裕がなかったりするのです。

まずは日常のことから

運動といっても、ハードなことをしなければいけないというわけではありません。
どうしても勘違いされやすいところですが、小さなことを繰り返していくことでも、十分運動になってくることを忘れないようにしなければいけないでしょう。

たとえば、姿勢を整えることも、重要なポイントです。
姿勢を正すことができると、腹筋や背筋が動くようになります。
表面に近い筋肉だけではなく、インナーマッスルと呼ばれる奥にある筋肉も動くようになるため、さまざまな恩恵が出てくるのです。
はいが膨らみやすくなり、肺活量も上がってきますので、基礎代謝の改善にも効果があります。

こうした日常の姿勢を正して、普段の生活の中で歩く速度を上げてみましょう。
早歩きにすると、意外と消費カロリーをアップさせることができるようになるのです。
基礎代謝も上がってくると、消費の効率も改善されるようになり、効果を上げることができるようになるのです。

アメリカで歩く速度と死亡率の関係を調査したデータで、血管系の病気になりにくくなることがわかりました。
心筋梗塞などの予防にも効果が出てきますので、普段のあるく速度を意識してアップしていきましょう。

体にちょっとずつ負荷をかけていく

体に負荷を掛けることは、基本として消費カロリーを増加させます。
平坦な道を歩くよりは、階段を使うほうが多くなるのですから、エスカレーターを使ったりするのではなく、階段で上がってみましょう。

ただし、エスカレーターを駆け上がったりするのは危険です。
一部では禁止されている行為でもありますので、周辺の人に迷惑をかける前にやめましょう。

負荷という点では、手に荷物を持つことも消費カロリーをアップします。
この方法は、疲労もたまりやすくなってしまう欠点です。
そこで、重いものの場合には、片手ではなく両手で持つようにすると疲労をためずに済みますし、筋力をバランスよく使うことで消費カロリーもアップさせることができます。

日常のことに運動的な要素を組み入れると、運動をしなければいけないという強迫観念から逃れることができます。
ほんのちょっとしたことでも効果を上げることができるようになりますので、うまく取り入れていきましょう。