寝つきが悪い人は試してほしい

寝る前に注意したいこと

環境の変化やストレスのせいで、眠れなくなった経験があるという方は少なくありません。
慣れない環境だからこそ、ぐっすりと眠って良いコンディションで毎日を迎えたいのにいつまでたっても気分が高ぶってしまいなかなか寝られない!となると、ストレスも余計に溜まってしまいますよね。

心も体も疲れを感じやすくなってしまうため、毎日ぐっすりと眠りたいものです。
普段寝付きは悪くないはずなのに、最近なかなか眠れない、朝すっきり目覚めることができない、そんなお悩みを抱えている方は寝る前に注意した方が良いポイントがあります。

まず光の刺激です。
特に、スマートフォンやテレビなどを寝る直前に見ていると脳が興奮する原因になります。

どうしてもついついスマホを触ってしまう、テレビを見てしまうという方は、寝室には持ち込まないというふうに決めてしまうのも良いでしょう。

また寝る直前に食べ物を取り入れると、睡眠の質は低下しがちになります。
お腹いっぱいになると眠たくなりますが、それは消化器官に血液が流れていき脳の血液の量が減るからです。

消化時間を動かすために忙しくなるため、ゆっくりと休めず睡眠の質が下がってしまうんです。

また、寝る前に激しい運動を取り入れることも要注意。
心拍数が上がる筋肉トレーニングなどは絶対にNGです。

質の高い睡眠を作るためには、体をリラックスさせるストレッチなどがおすすめ。
スムーズに睡眠に入り質の高い睡眠をとるために、この光と食べ物、運動の3つのポイントに注意しましょう。

大切なのは入眠儀式?

入眠儀式という言葉を、お聞きになったことはあるでしょうか?

自分ならではの入眠儀式を持っておくことで、スムーズに眠ることができます。
簡単に言うと、寝る前に行うルーティーンの事。これをしたあとは眠るんだ、と脳と体にすり込ませることができるということです。

例えばお気に入りのキャンドルをつけてパジャマに着替える、そんな小さなことでも構いません。
毎日同じルーティンを繰り返すことで、これをすれば体は眠るというパターンが自然と脳にすり込まれ眠たくなるんです。

部屋着のまま眠るのではなく、きちんと寝る時専用のパジャマに着替えるという方法を取り入れるだけでも体や脳にすり込むことができます。

自分が心地よく毎日続けられるものなら、何でも構いません。
自分ならではの入眠儀式を作っておくことで、多少環境が変わったりストレスがあったりしても、眠ることができます。

心身のリラックスには軽い運動が

入眠儀式を行い、三つのポイントに気をつけたとしてもまだ眠れない時は、体が疲れすぎてしまっているのかもしれません。

体や心にストレスがかかっていると、体が緊張状態になってしまいます。
筋肉を緩める筋弛緩運動を取り入れるだけで、筋肉のコリがリラックスでき気持ちも穏やかになるでしょう。

横になり、手足と顔に力を入れ、5秒ほどそのままキープします。
手は握り、足はつま先が上を向いている状態です。

その後、全身の力を一気に抜いてしっかりとリラックス、腹式呼吸も同時に行います。
これで身体全体の筋肉がほぐれ、スムーズに眠るサポートをしてくれるでしょう。