綺麗な姿勢がもたらす効果

正しい姿勢は健康の始まり

DSC02029
日本人は、姿勢がきれいだといわれてきました。
和装をすることで、猫背になりにくくなっていたことや、日常から注意されて成長してきたため、正しい姿勢が身についていたのです。

ところが、時代が進むとともに、椅子が取り入れられるようになり、猫背になるようになってきました。
それが一般的な生活となってくると、注意する人も少なくなり、あまりきれいな姿勢をとる人は少なくなってきたのです。

姿勢を正すことは、見た目だけではなく、内臓の負担も減らすことができるようになります。
肺がまっすぐに膨らむことで、肺活量が上がり、血流を送り出しやすい体を作れるようになり、血行を改善することもできるようになるのです。
肌荒れに悩んでいる人にも、血行を改善することができれば、効果を上げることができるようになるでしょう。
こういった体質を作れるようになると、冷え性改善など健康にもなっていきますし、ダイエットにも効果を発揮することができるようになるのです。

見た目にも、美しく見えるようになりますし、知的にも映ります。
目線も上に上がるようになりますので、気分的にもプラスになるようになり、日常を明るく過ごすことができるようになるのです。

みぞおちを意識して

姿勢を正すといっても、そこまで難しいわけではありません。
意識を少し変えていくことで、姿勢は徐々に正しい状態に変わっていきます。

まずは、みぞおちを意識して歩行しましょう。
丹田という言い方をすることもありますが、人間にとっては中心となる部分であると考えることができるのです。

歩くときには、このみぞおちの周辺の筋肉をかなり使います。
意識するとすぐにわかりますが、ここから足が生えているようなイメージを持ち、歩いてみましょう。
これだけでも正しい姿勢に近づいていくのです。

猫背にならないようにする

姿勢が悪い人の特徴として、猫背になっているということがあります。
胸の位置が下がり、肩が内側に入ってしまっているのです。

この状態を改善するためには、座った時の腰の位置を意識しましょう。
猫背になる人は、必ずといっていいほど後ろに下がります。
前に出すように意識するだけでも、背筋はまっすぐのびるのです。

姿勢改善には、強制グッズなどもあります。
こういったものの特徴は、肩の位置を内側に入らないようにするためのもので、背筋も自然と伸びてくるようになるのです。
つまり、いつも意識して肩を開くようにすることも、猫背対策には効果がありますので、背もたれに肩をつけるように座ってみるのも、効果があるといえるでしょう。