ゆらぎ肌の対処方法とは

“ゆらぎ肌”が起きてしまう原因とは?

なんと、女性の約80%以上が経験したことがあるというゆらぎ肌。
季節の変わり目に特に起きやすい症状ですが、空気の乾燥や低い気温などが影響する場合もあります。

それだけではなく、環境の変化による花粉やPM2.5など、様々な外部からの刺激も増え、ゆらぎ肌になってしまう、つまり季節の変わり目に肌の不調を感じるという方は多いようです。

ゆらぎ肌というのは、基本的にホルモンバランスが変動する生理前や妊娠前後に肌が不調になったり、体調の変化や季節の変わり目に肌トラブルが起きるという症状のことです。

特に、花粉や季節の大きな変わりなどで、春の時期にゆらぎ肌を感じる方は多いよう。
紫外線の量が急に増えたり、花粉が飛び散り始めるためかもしれません。

さらに出会いと別れの季節である春は、住む環境や職場・学校などが変わってストレスを感じやすく、肌の状態も不安定になってしまうというわけです。

敏感肌とゆらぎ肌は似た症状になることが多いのですが、ゆらぎ肌はいつも敏感肌なのではなく、ホルモンバランスや環境の変化、季節の変わり目に影響されて不調に陥るものです。
そして敏感肌は、常に外部からの刺激や化粧品の刺激に対して、過敏に反応してしまう状態のことなので症状は似ていても少し異なるものとして扱われます。

疲れが溜まった時やストレスを感じたときなどに肌のトラブルを感じる方は、ゆらぎ肌を抱えていると言えるでしょう。

うるおいを守るゆらぎ肌ケア

では、そんなゆらぎ肌をケアするにはどんなポイントに注意すれば良いのでしょうか?

ゆらぎ肌の状態になってしまうと、いつも以上に肌が敏感になります。
肌が乾燥しやすくなったり、ごわついたり、吹き出物やニキビ、くすみなどの症状が表れやすいんです。

湿度や温度もグッと下がる時期に、肌のゆらぎを感じるという方も少なくありません。
どんな症状が出ているにしても、ゆらぎ肌をケアする上でとても大切なのがうるおいを守ること。
つまり保湿を意識することです。

とにかく24時間肌のバリア機能をしっかりと保つために、肌の内側の潤いを保ってあげることが大切なんです。
肌のバリア機能が回復されればゆらぎ肌は落ち着き始めることでしょう。

大切なのは、潤いを落としすぎてしまわないことです。
普段のクレンジングや洗顔では、油分を奪い過ぎてしまう可能性があります。
いつも2回洗顔するという方は1回に、朝も洗顔料を使うという方は朝はぬるま湯洗顔だけにするなど、具体的にうるおいを落としすぎない対策を行うことによって、肌はバリア機能を回復し元気になるはずです。

また特に注意が必要なのは、クレンジング剤。
肌に刺激が強く、必要以上にバルブも終わってしまいがちなアイテムです。

寒い時期などはお湯の温度を高くしてクレンジング剤を流すという方もいますが、刺激が強くなりすぎるためぬるま湯で丁寧に行うのがおすすめです。
簡単なことを意識するだけでゆらぎ肌対策は行えますので、ぜひ取り入れてみてください。