30代から意識したいスキンケアテク

30代に入ると、それまでは気にしていなかった様々な変化が肌に見られ始めます。
最近ハリがない、しわやたるみが気になる、肌色がくすんで見えるなど、少しのことが原因で年齢が肌に現れやすくなってしまいます。
10代や20代の若いうちにうっかり浴びてしまった紫外線によりできたシミやソバカスが浮かび上がってくるのもこの頃。
これから始めるスキンケアで肌を若々しくチェンジしましょう。

その洗顔、間違っていませんか?

毎日行う洗顔は、洗顔料をしっかりと泡立ててから使うことが大切です。
肌の汚れを吸着しているのは洗顔料そのものではなく、泡立てた「泡」なので、のっぺりとそのまま肌になすりつけても汚れがしっかり落ちません。
泡はよりキメ細かいもののほうが汚れの吸着力もアップします。
洗顔用のネットがあれば素早くキメ細かい泡を立てることができるので、忙しい朝の時間帯でも使えてお勧めです。

ネットを使って固めの泡を作ったら、泡をそっと肌に乗せ、やさしく円を描きながら洗います。
泡の表面で洗うような感じで力を入れすぎないようにしましょう。
泡を洗い流した後はタオルでゴシゴシこすらずに、そっと押さえるようにして水気を拭き取ります。

化粧水はコットンでムラなく水分補給

洗顔後は肌にたっぷりと水分を補給してあげましょう。
その時、手ではなくキメの細かいコットンを使うことで肌にムラなく水分を行き渡らせることができます。
コットンを手に取り、たっぷりと化粧水を含ませたら、顔の隅々まで軽くパッティングしていきましょう。
おろそかになりがちな前髪の生え際や、年齢が出やすい目の下、ほうれい線のあたりは念入りに行います。

乳液も同様にコットンを使って塗りましょう。
しっかりとケアを行いたい時には化粧水を染み込ませたコットンでパックをするのも効果的です。
基礎化粧品は肌質やエイジングケアに合うものを選び、必要に応じて美容液や保湿クリームなどを追加するとより良いでしょう。

肌の大敵は紫外線!夏じゃなくても年中対策を

肌のシミ、シワ、たるみの大きな原因となるもののひとつが紫外線です。
紫外線対策は、つい夏だけで終わらせてしまいがちですが、太陽からの紫外線は一年中降り注いでいます。
日焼け止めクリームの他、帽子や日傘、UVカットのストールなどを利用してできるだけ紫外線の攻撃から肌を守りましょう。

外側からの予防だけでなく、体の内側からアプローチすることも美肌作りに効果的です。
美白効果のあるビタミンCや抗酸化作用のあるβカロテンはシミ・ソバカスの予防に効果があります。
ビタミンCの多く含まれる食品にはピーマンやパプリカ、パセリの他、ゆずやレモン、キウイ、イチゴなどがあり、βカロテンはにんじん・ほうれん草・かぼちゃなどに豊富に含まれています。
毎日の食事から肌に良いものを取り込んで、いきいきとした肌を作りましょう。