ツアーコンダクターになるには

ツアーコンダクターになるためには、二種類の働き方がある

お客様の観光をサポートし、旅行先の情報をお伝えする、ツアーコンダクター。
通称ツアコンとも呼ばれるツアーコンダクターになるためには、主に二つのルートが存在します。

まず最も多いのが、四年生の大学や観光系の専門学校を経て、ツアーコンダクターになるというタイプです。
こちらの場合は、専門的知識や語学力を学ぶために通うと言う方が多く、何かとコネが出来やすいという理由もあってか、こちらのルートを選ぶ方が多いようです。
学歴が問われる職業では無いため、必ず通わないといけないという訳ではありませんが、最低限の一般常識は無いと勤まらない仕事ですので、大学に通うという選択をされる方が多いでしょう。
また、接客スキルを学ぶために、アルバイトをしながら学校に通ってると言う方も多く、学生時代に、基本的な接客の方法を学んでから、就職をすると言う方も少なくありません。

次に、ツアーコンダクター専門の派遣会社に登録して、お仕事の度に様々な場所に向かう、フリーランスに近いタイプの働き方です。
決まった会社に就職をするのでは無く、ツアーの旅に招集がかかり、その都度、ツアーコンダクターとして働くのがこちらのタイプで、高校を卒業してから、すぐに登録して働くという方も居るようです。
自分で様々な事を勉強し、スキルを手に入れないと、なかなか使ってもらうことが出来ないのですが、その分自由度も高く、現場経験を積むにはぴったりの場所といえるでしょう。

ツアーコンダクターに必要なものは、語学力や歴史の知識

ツアーコンダクターにはとにかく、語学力と歴史の知識が必須になります。
旅行をする場所によっても異なりますが、海外の業務に就きたいと考えている方の場合は特に、現地の方と話す機会が増えるため、ネイティブレベルの語学力が求められる所もあるでしょう。

また、ある程度の基本的歴史の知識、旅行をする場所の情報を学んでおかないと、仕事の際に、旅行者に説明をすることが出来ません。
現地の情報や歴史を伝えるのが、ツアーコンダクターの最大の仕事であるといえますので、仕事をきちんとするためにも、現地の情報をお伝えするための知識を勉強しないといけないでしょう。

ツアーコンダクターと聞くと、海外の業務が多いイメージが有るかと思いますが、決してそんなことはありません。
むしろ、熟練された経験者しか、海外の業務にはつけないことがほとんどですので、海外旅行のツアーコンダクターをしたい場合は、とにかく1にも2にも、経験が必要になるでしょう。

語学力がどんなに高くても、そう簡単には付くことができない業務という事を、良く頭に入れて置いてください。