女性に魅力の「手に職」ランキング

昔から「手に職」があれば就職に有利と言われています。
特に女性の場合、就職してからも結婚や出産、育児など環境が変わりやすく、退職や休職などを迫られる事もあります。
もし環境が変わっても、手に職があればその後の復職や再就職にも有利な場合もあり、また職によっては独立という選択肢も広がります。

そもそも「手に職」とは?

手に職と一言で言うのは簡単ですが、実際にその仕事で食べていけるだけの報酬を得ようと思うとそれなりの資格を持たなければいけません。
手に職と言える仕事とは、ある特定の資格を持った人だけが就くことのできる仕事のことで、誰でもできるような仕事は当てはまりません。
医師や看護師、薬剤師などの医療関係者や弁護士などは最もわかりやすい例ですね。

手に職をつけようと思ったら、資格取得のための勉強や数年にわたって下積み修行が必要です。
就職に有利な資格とは、専門性が高く、多くの知識や優れた技能が必要になるものです。
そのため、手に職をつけようと思ったら、自分の取りたい資格や就きたい職について本気で向かい合い、勉強をする必要があります。

人気が高く、より役立つのは国家資格

資格には国家資格、公的資格、民間資格の3つの種類があります。
国家資格は難易度が高く取得も難しいですが、国によって一定水準以上の知識や技術を持っていることを認定されるため、社会的信用度が高く就職でも有利になります。
民間資格は民間団体や企業によって認定される資格で、法律によって制度化されているものではありません。
公的資格は国家資格と民間資格の中間に位置する資格で、民間団体が主催しますが国家試験に順ずる資格のため、持っていると就職・転職時に役立ちます。

女性に人気の資格を紹介!

女性に人気の資格ランキングで常に上位に来る資格が司法書士です。
司法書士の資格は司法書士国家試験に合格しなければならず、合格率は低く難易度の高い資格と言えます。
それでも人気の理由には、女性でも活躍しやすい職であることや年収が高いことが挙げられます。
かなりの勉強が必要になりますが、まさに「手に職」の資格なので興味がある人は調べてみてはいかがでしょう?

扱う案件が幅広く、独立して仕事ができるという魅力から、行政書士の資格も家事や育児に忙しい女性には人気の高い資格です。
行政書士の資格も国家資格になりますが、弁護士や弁理士、司法書士などその他の法律系の資格と比べると出題範囲が限られているため、スクールや通信教育を利用せず独学で勉強する人もいます。
しかし合格率は3~10%と低いため、やはりそれなりの勉強が必要となります。

高齢化社会でリハビリの重要性に注目が集まるようになり、人気が高まってきたのが理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハビリに関する資格です。
いずれも国家資格ですが、受験資格を得るためには養成校へ数年通う必要があるため、既に働いている人にはハードルが高い部分がありますが夜間スクールを利用して資格取得を目指す人もいます。
職場によっては時給の高いパートタイムや時短勤務などが選べるところもあるので結婚や子育てを意識した女性にも適した資格です。